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県本部大会 方針の柱は「組合員を守る」

組織強化・拡大や政治闘争に注力

 県本部は2025年2月22日、第38回大会を岡谷鋼機名古屋市公会堂で開き、当面の闘争方針や2025年度予算などすべての議案が承認された。

 昨年に続き、2年方針の重点は組合員の生命と暮らしを守る取り組みや組織強化・拡大、政治闘争など、5点の補強内容が盛り込まれている。

 具体的には、春闘の段階から職場の人員状況を把握し、欠員補充はもとより、適正な職員数を求めることが急務。年度途中であっても正規職員の採用による補充を求めていく。

 組織強化・拡大では、新規採用職員の組合加入や、高年齢層の組織化が喫緊課題。可処分所得を増やし、組合員の将来設計に寄り添った共済制度を活用し、県本部と単組が一体となって取り組んでいく。

 また政治闘争では、現在の取り組みを前に進める「プラスワン」行動が重要。夏の参議院選必勝にむけ、比例代表で組織内の「岸まきこ」、愛知選挙区で「田島まいこ」の浸透をめざすことが盛り込まれている。